2015年8月31日

煉瓦3段が無事に固まりまして、コンクリート打設第2弾を実行しました。
2回目ということもあり、気持ち的にはちょっと余裕をもって作業ができました。

本日の作業は島ザイルのリーダーと、島シシレザーのゴリさん
猪骨ラーメンの涼くんが手伝いにきてくれました。ありがとうございました。


今回も生コン業者さんに来ていただきました。(第1弾のコンクリート打設はこちらから。)

企画当初は全て手作りでやろうと意気込んでいたので会議のときにも「自分でコンクリートはこねます!」と豪語していたのですが、大先輩が生コンを呼びなさいと何度も説得してくださって生コン業者さんにお願いすることになりました。結果的にはすごくよかったと思います。

生コンの利点は...
 ・(量が多い場合)自分たちで捏ねるよりもコストが安い
 ・早く正確にできる
 ・作業がとても楽
です。

もし近くに生コン業者さんがいるのであれば絶対にプロにお願いした方がいいと思います。



生コンを基礎枠にいれましたら、角材でならしていきます。
手に生コンがつくと溶剤で手がものすごく荒れるので防水の手袋をして作業をしました。

面積がそんなに大きくないので、今回はさっくりならすことができました。



コンクリートは、セメント、砂、石、水からできているので、
石をメッシュの枠で抑えて上面にモルタル(セメント、砂、水)層を作ります。

石を抑えるのに使ったのは、側溝のカバーです。
使用後すぐに水で洗えば綺麗になるので、職場近くから借りてきました。

モルタル層ができたら、コテで抑えていきます。左官仕事という感じで楽しいです。




前回も手伝ってくれた涼くん(写真左)はとても手際がよくて、あっという間に仕上がっていきます。





上面を平らにして、上面の水が少し沈んだら(30分後)もう一度上からコテで押さえます。
そこから2時間くらい放置しておいて、上面の水が殆どなくなったら(2時間後)、もう一度コテでおさえます。

これをやると上面が割れにくくなるらしいです。


コンクリートは、直射日光をあたると急に乾燥して割れるので、直射日光よけのテントを張っています。暑い日の場合には、コンクリートの上から水をかけたりして急激な乾燥を防ぐそうです。

この基礎の上にパン窯となる耐熱煉瓦を積んでいきます。
耐熱煉瓦は赤レンガと違って積みにくいらしいのでドキドキです。

コンクリート乾燥&夏休みで次回の作業は9月10日の予定です。

2015年8月25日

打設から1週間が経過して、コンクリート基礎は割れることなくカチカチに硬くなりました。
上手く固まってくれるのか心配でしたが、まずは一安心です。


今回の作業は、「コンクリート基礎の上に赤レンガを3段積むこと」です。

近隣の島である大島から2名、同じ支所の先輩と同僚、
さらに隣の町から1名が来てくれたので6名で作業を進めました。

想像していたよりも作業は大変だったので、手伝いに来てくれて本当にありがとうございました。




まずコンクリートを流し入れるために組んだ木枠を外しました。

上面は綺麗に固まっていますが、側面が綺麗になっているのか気になるところです。。。


金槌で叩いて木枠を外してみると側面は想像以上に綺麗に固まっていました。

でも。。。
木枠を全部外してみると、一部に下記のような砂利むき出しの部分がありました。


セメントでしっかり固まっているのですが、ちょっと見た目が気になります。。。
落ち着いたらモルタルを塗って綺麗にしようかと思います。


このコンクリート基礎の上に、墨を引いていきます。

普段生活していて墨を引くなんて経験することがないので、
墨つぼに墨汁を入れるだけでちょっとテンションが上がります。



墨を打つ様子は動画でご覧ください!



墨を打ったコンクリート基礎の上に、赤レンガを積んでいきます。

レンガはモルタルを塗りやすくするために、水につけておきます。


レンガが乾燥していると、モルタルの水分が吸われてしまってうまく固まらないそうです。



レンガを積むために、必要なのは「モルタル」です。
モルタルはセメント、砂、水が材料でございます。

量も多いので、モルタルを練るために攪拌機を使いました。

モルタルの硬さは見極めが難しくて、柔らかいタイプ、硬いタイプをそれぞれに作って試してみました。




「柔らかいモルタル」は塗りやすくレンガ同士が密着しますが、
このモルタルが乾いたときに、どうなるのかが気になります。
水が多いと乾燥したときにヒビがいって強度がでないかもしれません。

「硬いモルタル」は、レンガがあまり密着しないので接着してくれるのか不安になります。
1週間後の乾燥した状態をみて、今後のモルタルの硬さを決めようと思います。


 

レンガ積みは初体験だったこともあり、横面のレンガとレンガの間(目地)に
モルタルを塗らないで、レンガを積む作業を進めました。

その結果、横面の目地を埋めるのに非常に時間がかかりました。



目地ゴテなどを駆使して10mm程度の隙間にモルタルを入れていくのですが
時間も掛かりますし、なかなか難しいです。

自分がもっと事前に調べておけば、ここまで手間は掛からなかったと。。。反省です。
次回はレンガの側面にもモルタルを塗って接着します。


6人で総力を挙げてレンガを積んでいきます。
だいたい1段(19個)を積むのにかかる時間は1時間でした。



3時間ほどかけて3段分(57個)のレンガが無事につみあがりました。
外壁を綺麗に保つために、モルタルが固まる前に水を湿らしたスポンジで拭いていきます。

水平機を使いながら作業を進めたこともあって、いい感じにレンガを積み上げることができました。


3段積みのレンガを1週間ほど乾燥させて、この中にまたコンクリートを入れていきます。

これから約600個のレンガ(1.5トン)を積んで、約1トンの砂を入れるので
この基礎があれば安心して作業が進められそうです。

2015年8月17日


薪窯基礎の木枠にコンクリートを入れる作業(打設作業)をしました。

次の理由からコンクリートローリー車に来てもらいました。
 ・生コンクリートを頼んだ方がコストが安いということ
 ・コンクリートの量が多く夏場で作業が大変であること
(0.3リューベという量で6,000円ちょっとなので、本当に安いです。)

ローリー車とか呼んだことないですし、もちろんコンクリートを打った経験もないので
お初だらけのコンクリート打設でございました。

作業は、同僚のロッキーと、猪骨ラーメンの涼くんにお手伝いいただきました。大感謝。




まず、木枠にコンクリートを入れる際の目印になる線を引いていきます。
この線は、水糸(水平の基準)を基準に引いたので、水平になっているはずです。
3センチ間隔で2本の線をひきました。


コンクリートの強度を出すために、ワイヤーメッシュを砕石の上に載せていきます。
メッシュは地面から高さが出るように、下に石を入れます。


ここに、生コンクリートを入れていきます。
初体験なので、コンクリートを入れる様子は動画でどうぞ!


コンクリートは、まずは角材でならしていきます。
この作業が意外と重労働でございます。腰にきますね。。。



型枠に入れたコンクリートを頑張って均等になるようにならしていきます。



コンクリートは、水、セメント、砂、石(2cm×2cm)が材料なので、型枠に入れてすぐはゴツゴツです。このゴツゴツのコンクリートをメッシュの枠で抑えて石を沈めて、モルタル※を上面に出していきます。
(※モルタルは水、セメント、砂です。つまりコンクリートから石を除いたものです。)



モルタルが上面にあがってきたら、コテでならしていきます。
左官さんがよくやっているあの作業です。



コテでならしてモルタルを平らにいくのですが、この作業はなかなか難しいです。
やればやるほど、平らでない部分が気になります。

20-30分は、コテでならしたでしょうか。。。
徐々によくみるコンクリート基礎のようになってきました。


上面には、少し水が浮いてきて、プロの左官さんは鏡のようにピカピカにするそうです。
私たちもがんばりました。。。が。。。鏡のようにはなりませんでした。



この水が少し浮いた状態から、1-2時間で水が沈みます。
水が沈んだ状態でもう一度コテをかけてコンクリートを抑えていきます。



水が沈むころあいがよく分からず。。。今回はちょっと遅かったみたいです。
1回目のコテで綺麗になった表面が2回目でザラザラになりました。笑

でも、なんとか無事にコンクリートを入れられたのでよかったです。


急激な乾燥でコンクリートが割れたりするようなので、乾燥作業も注意が必要です!

コンクリート基礎の上にはテントを張って直射日光対策をしています。
割れないことを祈るばかりです。

2015年8月14日

パン窯の基礎を作るためにコンパネ(※)を加工して木枠を作りました。
この木枠にコンクリートを流しいれて基礎を作っていきます。

 ※コンパネ=180cm×90cmのベニア板

コンパネは180cmもあって長いので、丸ノコを使って加工しました。
丸ノコの使い方は、杭作りのときに助けてくださった大先輩に教えていただきました。


丸ノコを使えばあっという間に加工できるのですが
刃が木材に噛でしまうと跳ねてしまって危ないそうです。
実際、自分が使ったときに跳ね返る現象がありました。危険な道具でございます。



この加工したコンパネを、砕石の上に乗せていきますが、
厚さ数ミリの板を立てるのは難しいので角材を上下に打ちとめて(↓)安定させました。


角材は5cmx5cm位あるしっかりしたものを廃材から見つけたので
コンパネに打ち付けると重さもあって安定します。いい感じです。


この角材をつけたコンパネを4方に並べて、枠のサイズを調整して留めていきます。
釘でコンパネ同士を留めるのと、下の図のように四隅を木材で留めて、さらに支え棒を入れました。



コンクリートを入れたときに、枠が外れたら全て台無しなので、
枠が外れないように型枠をしっかり固定しました。

手で押したり引いたりしても安定しているので、これで大丈夫だと思います。
次回はコンクリートをいれます!初体験なのでドキドキです。

2015年8月12日

本日の作業は...

・基礎の設置場所を深さ10cmで穴掘り
・穴を掘った場所に砕石を入れる
・砕石を叩いて固める
・杭に水貫を打つ
・水糸で、窯設置場所を正確に示す



作業が終了してみると、なんかよく見る工事現場みたいになって満足感がありましたが、
とにかく本日は体を酷使したので疲れました。大三島に来てから一番体を使ったと思います。


まずスコップで穴を掘ります。
10cmなんてすぐだろうと思っていたのですが土が硬くて硬くてなかなか時間が掛かりました。
手伝ってくれた同僚のロッキーにはホント頭が下がります。


無事に10cm以上の深さで穴を掘ることができました。
どれくらいの深さで穴を掘ったのか、記録に残すために上のような定規で写真を撮るようです。


掘った穴に砕石を入れます。
通常は20kg袋で売られているのですが、軽トラで持ってきてもらった方が安いということで
近くの工務店さんに持ってきていただきました。


この砕石を、工事現場でよく見かける「プレートコンパクター」という機械で叩いていきます。

初めて使う機械にときめくのはどうしてでしょう。。。
もう固まっているはずなのですが、何度もいったりきたりしちゃいました。



砕石を叩いた後に、杭に「水貫(細長い板)」を打ちました。
杭にはレベル測量をした目印が付いているので、その高さに合わせて水貫を打ちます。

目印の高さで水貫を打っていくと、常に一定の高さ(水平)を確認することができます。
地面は水平のようで水平ではないので、水貫を基準にして水平をとります。


水貫を全て打ち付けた後に、ちゃんと水平になっているかを水平機で確認しました。
はい、バッチリ水平です!


この水貫に、水糸という目印になる糸を引いて、窯の基礎の位置を正確に出していきます。
水糸は蛍光色で非常に見やすく、作業効率があがります。


水貫から、水糸を引いて、184cm×152cmの長方形を出すのですが、この作業が意外と難しかったです。
長方形になるように水糸を引くときに、糸が交わる所で直角になる必要があります。
これがなかなか難しい。おそらくちゃんとした建設現場では直角を出す用の便利道具があると思うのですが、今回は全円分度器(上写真)を使って直角を確認しました。

この図形を引いたりするのは理系的な作業なので、数学のテスト実践版!という感じで盛り上がりました。

見よう見まねで作業を進めていますが、今のところは順調です。


2015年8月11日

薪窯の施行を本日から開始しました。
施工開始に先駆けて、手作りの地鎮祭を行いました。

支所の方、協力隊、DJ、家族など(自分的には)予想以上の人数が13名が参加してくれました。
ナマステ(合掌)



この地鎮祭、グーグル先生の力を借りながら、完全に手作りで行いました。
当日の朝に、若く真直ぐに伸びた竹を切り出し、
藁縄は農家さんにお借りして、白いヒラヒラした紙垂(しで)も手作りしました。

祝詞も、グーグル先生に教えていただき、自分で加筆して使いました。

古文みたいな文章で、本当に読みにくくて、家で50回くらい読んだと思うのですが
上手に読めなくて直前まで、建物の影で祝詞を読んで練習してました。

(こっそり読む練習をする様子↓)


本番が一番上手く読めました。
地鎮祭が無事に終了したので、これで安心して窯作りに取り掛かれます。

本日は杭を12本打ち込んで、杭に水貫(長方形の細長い板)を打つためにレベル測量をしました。



水貫は窯の施工をする上で非常に大切です。
全ての水貫を杭に同じ高さで打ち込みます。
その水貫に水糸と呼ばれる糸を引いて、
基礎や窯の位置を正確に示しながら作業を進めていきます。

何もない空間に184cmX152cmの長方形を作って、
さらに高さ180cmまで正確に煉瓦を積む作業は水貫なしでは出来ません。

つい最近まで「水貫」なんて言葉は、一度も聞いたことがなかったので
「水貫」って一体何よ!?と思ってたのですが、これはとても便利です。

また次の記事で「水貫」について写真を交えながら詳しく解説します。


2015年8月7日

来週の薪窯施工開始に向けて、杭の材料を仕入れました。
使っていない建材を、大三島の建設会社さんにご提供いただきまして、
杭にちょうどよい太さの角材を10本ほど入手しました。



角材は軽トラに積んで、加工場所まで運びます。


この角材を1.2m程度の長さにカットして、地面に刺さりやすいように先を尖らせます。

鉈で先を削っていくのですが、これがかなりの重労働でございます。
気温35度の駐車場で、のこぎりで角材を切って、鉈を振るうと汗が噴出してきます。
なんか右手がプルプルします。腕の筋肉がなさ過ぎる。(涙)

本日は、職場内で最も現場経験があるであろう大先輩がお力を貸してくださったので
作業を無事に完了することができました。


先輩の鉈裁きは美しく、角材があっという間に尖った杭になっていきます。


用意した杭は予備を含めて14本。
この杭を施工現場に設置して、窯の基礎工事を準備を進めます。


2015年8月6日

窯の設置場所で、レベル測量を行いました。

窯を設置する場所が、まわりよりも低い場所にある場合、
雨が降ると基礎部分に水が溜まってしまいます。
設置場所が周りの地面よりも低ければ盛り土をする必要がでてきます。
このため、設置場所と周りの地面の高さを測って今後の対応について検討しました。

測量の仕方は、職場である上浦支所の支所長さんと課長さんに教えていただきました。
道具は次のようなものを使いました。

 ・アルミスタッフ(一番左)
 ・直ポール(赤と白の縞々のポール:20cm刻みで赤白の色が変わる)
 ・巻尺
 ・目印用の杭
 ・スプレー(測量場所をマークするために便利)




測量で最も重要な道具が、「オートレベル」↓です。



このオートレベルは望遠鏡のようになってまして、
測量する場所に立てたアルミスタッフのメモリを読んで高さを測ります。



オートレベルを覗くと、こんな感じ↓で高さが分かります。


黒線でメモリを読むので、この場合は「154.1」です。

取水口や、水路脇、など各ポイントで高さを測ります。
そして、基準(ベンチマーク:KBM)となる場所からの高低差をみます。



ベンチマークは、地面よりも15cmほど高いコンクリートの上に設定したので
測量部分した箇所は全てベンチマークより低いのですが、窯の設置場所(赤枠で囲った場所)は
まわりの地面と比べて、少し高いところにあることが分かりました。

これで窯の基礎部分に水が溜まることはないので安心して基礎工事が進められます!


基礎を水平に作ったり、煉瓦の高さを揃えて正確に積み上げたりするためには
レベル測量で正しく高さを測って、その高さに合わせて作業をする必要があります。

測量とは、これからも仲良くやっていきたいと思ってます。