2017年2月20日

薪窯パン教室 食パン編

今年に入ってから合計3回、地域住民を対象とした薪窯を使ったパン教室を開催しました。
地域の方たち17名にご参加いただき、毎回大盛況で楽しい会となりました。

ホームベーカリーなどでパン作りをされている方たちも多くて、熱心に取り組んでくださいました。

日ごろ、1人でパン作っているので、みんなでパン作りすると楽しいですよね~


焼きあがった食パンの絵↑です。

この写真見てると、無性に食パンが食べたくなります!!!



パン教室は6名定員で開催しました。
だいたい2名でお申し込みいただく方が多いのですが、会場に着いてみたら、ご親族が一緒の回に居たとか、友だちが居たとか、偶然も重なって毎回すごくよい雰囲気で、参加者の皆さまもリラックスしてました。

1種類の食パンは参加者に仕込みから焼成までを経験していただいて、その他に2種類私が仕込んできた低温長時間発酵の生地を使ったパンを作りました。

パン生地は配合をしっかりして、温度管理ができていれば大きく失敗することはないと思いますし、今回のパン教室で失敗した方は1人もいませんでした。



所定の配合に合った、強力粉、水、牛乳、きび砂糖、塩、イースト、発酵バターを計量して、生地を手で捏ねていきます。


大体20分位しっかり捏ねていきます。このプロセスが一番しんどかったと思います。



 1次発酵が終わったら、パン生地を麺棒で伸ばして。。。



成形して型に詰めて。。。2次発酵、焼成までしっかり発酵させていきます。

はじめて体験する方でも、楽しく、上手に作られていました。


パン作りは、発酵時間など待ち時間が長くありますので、その時間は昼食を作りながら過ごしました。お陰で、午前中は全然休みがなくて、結構忙しいパン教室でございました。


その日によって、ランチメニューは違うのですが、食パン作りで余った牛乳でベシャメルソースを作って、クロックムッシュにしたり、クリームパスタにしたり、どれも好評で美味しかったです!



昼食を食べて、ひと休みしたら、薪窯でパンの焼成です!



ねぇ~、みなさん焼きたてのパンを両手で掴んで割って食べてみたいですよね~

このパン教室はそんな夢が叶っちゃいます。



焼きたてのパンを食べながら、自分で手捏ねしたパンと、低温長時間発酵で作ったパンの味や香りを比べたりして違いを確かめていきます。

正直、焼きたてはどれも美味しかった!です、が
1日経って食べると、香りや食感に明らかな違いが出てきて、低温長時間発酵の方が個人的にはやっぱり好きでした。



通常のドライイーストを使った食パン以外にも、天然酵母を使った食パンや、ココアパウダーを配合した食パンも焼きました。


ココア食パンもおいしかったな~



パン教室が終わったら、自分で作ったパンに加えて、私が仕込んできた食パン2種類をお持ち帰りいただきました。

ご参加いただいた皆さん、楽しんで、喜んで帰った様子だったので、主催者としては大満足、大充実のパン教室でございました。

2017年2月14日

愛媛新聞(2月12日)掲載

愛媛新聞のジュニア新聞に小学校での授業の様子が掲載されました。
転載許可がおりましたので、下記に記事をご紹介します。



「大三島パン膨らむ発想」平成29年2月12日付愛媛新聞(掲載許可番号:G20180301-03767)

2017年2月3日

上浦小学校6年生、パンの新商品開発!

1月23日に上浦小学校6年生に実施した課外授業第2弾を行ってきました。

今度は教室で授業です!ひゃぁー、楽しかったです^^

高校生くらいまでは本気で小学校の先生になりたいと思っていたので、教室で授業をするといっそう夢が叶っている感じがしました。

今回の授業のメインテーマは、「パンの新商品を考えよう!」です。

子供たちに考えてもらったパンを、みんなで投票して、一番人気のパンを私がイベントで商品化する!と約束しました。



2コマあるうちの前半(5時間目)は、

・東京で私が関わってきた商品開発の仕事を紹介
・企業はどのように商品開発を行い、どんな仕事がそこに存在しているのか
・新商品を開発するために必要なマーケティングについて
・みかん酵母パン開発で実践したマーケティング活動

などをお話しました。

正直小学6年生が学ぶ内容としては相応しくないかもしれないのですが、実際に世の中で売られているものが、どのように開発されて、みんなの手元に届くのかをレクチャーしました。


6時間目は、みんなで商品開発してみよう!という内容でわいわい楽しく授業しました。


5時間目の授業の内容を踏まえて、子供たちには次の内容を考えてもらいました。

1.ターゲット(誰に買って欲しいか)
2.大三島ならではの食材
3.パン新商品の名前
4.どんなパンか・アピールポイント


たったの15分間ですけど、子供たちは一生懸命に新商品を考えてくれました。



できた子供から順番に、新商品のアイディアを書いた紙を提出してもらって、私が、パソコンに打ち込んでいきます。

出てきたパン新商品のアイディアがこちらです!!


いやー、子供たちは本当にすごいですよ。新作見ていて、楽しくて仕方なかったです。

この中から商品化して欲しいと思うパンを2つ選んでもらって、子供たちに投票してもらいました。

投票して集計している時間、私の新作「イノシシリエットのサンドウィッチ」↓をみんなに試食してもらいました。





美味しいと喜んでもらえたので、嬉しかった!


さて新商品投票の集計も終わり、結果発表です!!

まず3位から。


第3位はイノシシピザパン!


「チーズでくさみをなくす、おいしい!とにかくおいしい」商品です。

ピザの絵が、個人的には好きです、笑。

「肉好き、イノシシ好き」がターゲットとのこと。
きっと、ジビエイベントとか、肉フェスとかでこの商品を出したらバカ売れするでしょうね。

そんなイベントに出る機会があったら、ぜひ商品化させていただきます!


第2位はこちら!


第2位は器パン!


これはもうネーミングが最高です!
「器パン」って何だろう。。。って絶対に思いますもん。ユニークさが大切です。

器型のパンに、大三島で採れた野菜がふんだんに入っているパンなのです。
器も食べれちゃうので、ごみは出しません。

島の有機野菜なんかをふんだんに使ったら、意識高い系の人たちがさらに興味を持ってくれるかもしれませんね。

パンの器は、サラダを食べながら一緒に食べるのか、サラダを食べ終わった後に食べるのかによって、味の方向性が変わってきますね。

個人的には、スープとセットで、サラダを食べてから、器をちぎって、スープに浸しながら食べるとか面白いんじゃないかと思ってます。

これも商品化したいなー。。。やっちゃおうかな。。。悩み中です。


そして、栄えある第1位は。。。


第1位 kamiura★ マハタみかん サンド


いやー、すごい美味しいそうですよね。

コメントの中に「こまっちゃんのアイディアもらいました」と書いてくれた時点で、むちゃくちゃ嬉しかったですし、好印象でしたね。。とか言って、私は投票してませんのでご心配なく。

「マハタ」という魚は、幻の高級魚と言われていまして、上浦町の道の駅が押している食材なのです。こういうトレンドを掴んでいることもにくいですね。上浦町の野菜も使って、上浦ならではの商品だと思います!


今回の授業では、第1位になった商品を私が商品化します!と事前に約束していましたので、こちらの「kamiura★ マハタみかんサンド」を商品化いたします!!

4月16日にしまカラFactoryというイベントがありますので、そこでこのサンドウィッチを販売させていただきます。

ただしマハタは恐ろしく高級魚なので、、、この商品については原価率80~100%位で提供しようと思ってます。ぜひ、今回授業に参加してくれた子供たちに食べてもらいたいです。


マハタサンドの商品化、頑張りますよ!

色々と試行錯誤して、美味しいサンドウィッチをご提供しますので、お楽しみに~