新年度になってから、なかなか薪窯でパンが焼けていなかったのですが
久しぶりに薪窯でレーズンパンを焼きました!
砂糖を使わずに、みかん酵母+粉+水+塩+レーズンで焼き上げたパンです。
お味は。。。旨いですよ。
これは自信あります。旨いです!
セミハードパンと言っていいくらいの硬さです。
薄く切って食べたら、全く硬さを感じないと思います。
砂糖を入れると、不自然な甘味を感じますが
このパンは砂糖不使用で、ぶどうの甘味が生地の塩気とマッチして、もう最高です。
セミハードのレーズンパンが美味しく焼けるようになったのは
薪窯の使い方が分かってきたからとも言えます。
自分の薪窯の使い方をちょっと説明します。
窯の下段には、空気が十分に入るように耐火煉瓦を2段にして積んでいます。
その上に、薪を積んで火を炊きます。
火が安定したら、下段いっぱいに薪を詰めます。
強い上昇気流が発生して、火は上段に広がります。
薪は細いほど火が回りやすくてよいのですが、細かく割るのはかなり手間なので
私は4等分、2等分に薪割りをして使っています。
アーチ状の天井に届くような大きな火が上段に上がります。
この状態を40-50分程度維持します。
耐火煉瓦が焼かれて、窯の中は500度近い高温になっていきます。
一瞬でも窯に手を入れると、熱いを通りこして、痛い!危ない!!!です。
まあやらないでしょうが、絶対に手を突っ込んだらダメですよ。
ゴイゴイ上段に上がっていた火が落ち着くと、上段のレンガが白くなっているように見えます。
私は、この状態になると、レンガが温まったと判断しています。
火は殆ど上に上がっていなくても、窯の内部は400度以上あります。
石がしっかりと温まっている証拠です。
もしもこの状態でパンを入れると上も下もこげてしまうので
ここから300度以下に温度が下がるのを待ってからパンを焼き始めます。
温度が下がるまでの間は、ピザとか、ピタパン、ナンとか焼いてもいいですね。
今度、ナンやってみよう!
薪はいっぱいあるので、もっともっと薪窯を使ってパンを焼きたいです。
5月は頻度をあげてパン焼きますよ。
この写真にある薪と同量くらいの薪用の木が、今自分の周りに集まっているので
そろそろ薪割りを再開しようかなと思ってます。
全部薪割りしたら向こう2年分の薪はあるかな。。。