大三島の大工さんに加工していただいた柱と梁を結合させて、束石の上にあげます。
柱も梁も重たいので、隣島の大島から同僚4名が手伝いにきてくれました。
建材は、できるだけ釘を使わずに木材を接合させる構造になってます。
釘の代わりに打つのは「込み栓(コミセン)」と呼ばれる木材です(上写真)。
穴の大きさに合わせて加工してあります。
地面で柱と梁を「込み栓」で接合させておきます。
ここから、前面と後面の柱と梁を立ち上げて、横の梁を接合させます。
結構重たいので、大島ガールズが手伝いにきてくれて本当に助かりました!
後ろ姿が凛々しいア ボーイもありがとね!
ここも釘を使わずにオスとメスの加工を施した木材を接合させるべく
木槌で叩いておさえていきます。
上からだけでなく、横からも叩いて接合させます。
梁がしっかり接合したら、前と後の梁を「垂木」という木材で固定していきます。
垂木の高さは90mmと意外にあるので150mmの釘を使いました。いわゆる五寸釘です。
この五寸釘がとってもむずかしかっったです。
はじめは、斜めに五寸釘を打とうとして失敗したので、真上から叩くことにしました。
真上からやっても5寸釘はレベル高です。
苦労しながらも14本の五寸釘を打ち込んで、なんとか垂木をとめることができました。
棟上した屋根は後ろから見ると、こんな↑感じです。
綺麗ですね。
込み栓で接合させた箇所もビューティフル!
かっこいい。
いつかこんな加工が自分でできたらいいですね。大工さんに憧れます。