打設から1週間が経過して、コンクリート基礎は割れることなくカチカチに硬くなりました。
上手く固まってくれるのか心配でしたが、まずは一安心です。
近隣の島である大島から2名、同じ支所の先輩と同僚、
さらに隣の町から1名が来てくれたので6名で作業を進めました。
想像していたよりも作業は大変だったので、手伝いに来てくれて本当にありがとうございました。
まずコンクリートを流し入れるために組んだ木枠を外しました。
上面は綺麗に固まっていますが、側面が綺麗になっているのか気になるところです。。。
金槌で叩いて木枠を外してみると側面は想像以上に綺麗に固まっていました。
でも。。。
木枠を全部外してみると、一部に下記のような砂利むき出しの部分がありました。
セメントでしっかり固まっているのですが、ちょっと見た目が気になります。。。
落ち着いたらモルタルを塗って綺麗にしようかと思います。
このコンクリート基礎の上に、墨を引いていきます。
普段生活していて墨を引くなんて経験することがないので、
墨つぼに墨汁を入れるだけでちょっとテンションが上がります。
墨を打つ様子は動画でご覧ください!
墨を打ったコンクリート基礎の上に、赤レンガを積んでいきます。
レンガはモルタルを塗りやすくするために、水につけておきます。
レンガが乾燥していると、モルタルの水分が吸われてしまってうまく固まらないそうです。
レンガを積むために、必要なのは「モルタル」です。
モルタルはセメント、砂、水が材料でございます。
量も多いので、モルタルを練るために攪拌機を使いました。
モルタルの硬さは見極めが難しくて、柔らかいタイプ、硬いタイプをそれぞれに作って試してみました。
「柔らかいモルタル」は塗りやすくレンガ同士が密着しますが、
このモルタルが乾いたときに、どうなるのかが気になります。
水が多いと乾燥したときにヒビがいって強度がでないかもしれません。
「硬いモルタル」は、レンガがあまり密着しないので接着してくれるのか不安になります。
1週間後の乾燥した状態をみて、今後のモルタルの硬さを決めようと思います。
目地ゴテなどを駆使して10mm程度の隙間にモルタルを入れていくのですが
時間も掛かりますし、なかなか難しいです。
自分がもっと事前に調べておけば、ここまで手間は掛からなかったと。。。反省です。
次回はレンガの側面にもモルタルを塗って接着します。
次回はレンガの側面にもモルタルを塗って接着します。
6人で総力を挙げてレンガを積んでいきます。
だいたい1段(19個)を積むのにかかる時間は1時間でした。
3時間ほどかけて3段分(57個)のレンガが無事につみあがりました。
外壁を綺麗に保つために、モルタルが固まる前に水を湿らしたスポンジで拭いていきます。
水平機を使いながら作業を進めたこともあって、いい感じにレンガを積み上げることができました。
3段積みのレンガを1週間ほど乾燥させて、この中にまたコンクリートを入れていきます。
これから約600個のレンガ(1.5トン)を積んで、約1トンの砂を入れるので
この基礎があれば安心して作業が進められそうです。