耐火煉瓦積みもあっという間に10段目までやってきました。
ここからはできるだけ正確に煉瓦を積みたいので
まずは墨を引いて煉瓦を置く場所を正確に把握します。
1時間くらい時間をかけて6個の煉瓦を積みました。
微調整しながら慎重に作業をしましたが、真っ直ぐにかつ水平に積むのは難しいです。
写真には写らない歪みはあります。
まあ、こだわりすぎると時間が足りないので多少はよしとします。
焼床用の大型の耐火煉瓦を積んだせいで後方部の煉瓦が交互になりませんでした。
このため一部を解体して積み直しました。
耐火モルタルは火を入れないと硬化しないので、何度でも積み直しが可能なのです。
煉瓦を積みなおして後方部分の煉瓦も交互になりました。
交互になっていることで、煉瓦壁の強度は上がるようです。
煉瓦の積み方には色々と種類があるようでして、
この積み方は「長手積み(半枚積み)」というらしいです。
瓦積みの中でも強度は弱い方です。
※煉瓦積みの種類にご興味のある方はこちらをご覧ください。
10段目まで無事につみあがり、ちょっと窯っぽい感じがでてきました。
余談ですが、窯作りの作業をしている横に20㎡ほどの畑があります。
ここで同僚のロッキーが畑をすることになりました。
彼は島の厄介者である竹を原料に肥料作り(その名も”竹パウダー”)をしています。
この畑で、竹パウダーの実験をするみたいです。楽しみです。