6段目まで耐熱煉瓦を積んだ時点でかなり歪が出てました。
原因は目地幅を10mmから3mmに変えたことです。
2段目から目地幅を変えればよかったのですが、窯扉のサイズが小さくなることを懸念して6段目までは前面の幅を変えずに変則的な積み方をしたため、後方部の煉瓦は階段のようになっています。
ということで、7段目からは本来あるべきサイズで目地幅を3mmにして煉瓦を積むことにしました。
まず目地幅3mmで寸法を計算し直して、墨を引きました。
このサイズに合わせて煉瓦を積んでいきます。
煉瓦を積んだ後には設計通りの幅になっているのか、コンベックスでこまめにチェックします。
水平器も使って煉瓦が水平に積めているかを確認していきます。
煉瓦を積み上げると目地幅が小さくなった分、段差が生じてしまいますが
ここからは真っ直ぐに煉瓦を積み上げるのでよしとしましょう。
7段目は3時間くらい時間をかけて、設計どおりの幅に煉瓦を積んだので綺麗です。
時間をかけてしっかり綺麗に煉瓦を積んだ方がいいなと改めて思いました。
6段目までガタガタしていますが、この部分は焼床で表には出てこないですしパンを焼く上でもそれほど悪影響はないと思います。。。と信じています。