ダンパーは、窯内の空気量を調整するのに重要な装置です。
パンを焼くときは窯内部の熱気が逃げないようにダンパーは閉めるようですが、
こればかりはやってみないと分かりませんね。
ダンパーを設置する箇所に、ベニヤ板を入れて、耐火セメントで固めていきます。
セメントが固まったら、ベニヤ板を焼き上げて、その箇所に鉄製のダンパーを設置します。
ダンパーの大きさに合わせて、ベニア板を切断します。
ベニヤ板の厚さと幅は気持ち大きめにしました。
木枠には、ベニヤ板を差し込む用に切れ目を入れます。
ガムテープで接合した枠ですが、これでも強度は十分でした。
耐火セメントを流し入れる前に、煙突設置部に紙パイプを入れます。
実際に使う煙突の径が115mmなので、ちょっとだけ径が広めの紙パイプを入れました。
この紙パイプも、ダンパー設置用のベニヤ板と同様に焼いて除去します。
紙パイプとベニア板は、耐火セメント(アサヒキャスター)を入れて、固定していきます。
アサヒキャスターは乾燥が速いので15分ほど手で固定すれば、あとは手を離しても大丈夫です。