2016年8月24日

パン屋なのか!?ピザ屋なのか!?

7月下旬に大三島で、大きなイベントが2つありました。
「鶴姫祭」と「サマーフェスタ in かみうら」です。

その準備・運営と、8月に入ってからの怒涛のイベントラッシュで、
なかなか薪窯でパンを焼くことができず、この1ヶ月、一度も薪窯でパンを焼いておりません!

その代わり、ピザをいっぱい焼いています。
プライベートも含めたら300枚以上。。。


8月に入ってから今日までに5回ピザ教室を開催しました。
大人子供で参加者は約35名ほどありました。まだ2クラス残っています。

自分が作った薪窯は、地域の方たちにも広く使っていただきたいと思ってまして
その使い方講習をかねて今年はピザ・パン教室を15クラスほど開催します。

その第1弾がピザ教室なのです。

ピザ教室の様子を、有機農業者チームの皆様と共にご紹介します。


ピザ教室は、生地を捏ねるところから始まります。
参加者の殆どが初体験です。



ボウルに、水、粉、塩、イースト、モルトパウダーを入れて、20分くらいひたすらにこねます。
はじめはべとつく生地も、徐々にまとまって、なんだか楽しくなってきます。



捏ね上げた生地は、密閉容器に入れて1次発酵させます。




1次発酵させている間、薪窯に火をいれます。
窯内の温度が500度以上になるように熱します。
薪も十分乾燥しているので1時半くらいで目標の温度に達します。



窯を温めている間、ピザの具材をきります。
それから、トマトソースをつくります。

初回の参加者は島で有機農業を営む方々だったので、
大三島の有機野菜をふんだんに使いました。



島の男たちは、たいてい料理をするので、みんな包丁の使い方がうまいです。
それ以上に、洗い物がうまい!みんな鍛えられてます。


準備した野菜と生地を持って、窯の前でピザ生地を仕上げていきます。
(写真を撮り忘れて、ここだけ、別グループのお母様です。)


オリジナルトマトソースと、野菜をたっぷりのせて、ピザを焼き上げます。



ピザに生卵をのせると、トロッと高級感のあるピザに仕上がります。
味も最高に美味しいです。(上の写真のピザはちょっとのせ過ぎですけどね。。。)


食べるとこんな素敵な顔になっちゃいます。

ちなみに、このお写真の方、私のみかん酵母に使っている柑橘を提供してくださっている
花澤家族農園の花澤さんです。お世話になってます。


集合写真もパチリ!
今回参加していない有機農業者の方もまだまだいるので、大三島ってすごいですよね。
こんなに仲間がいたら、そりゃー楽しいですよ。



はじめピザ生地には、パンと同様に北海道産の強力粉キタノカオリを使っていましたが
今の一押しは「ハルユタカ」です!生地の伸びがよくて、ピザ生地に向いていると思います。
キタノカオリは吸水性が弱いのか、伸ばそうとするとすぐに破れます。


薪窯がいつの間にか、パン窯からピザ窯になっているのですが9月に入ったらパン焼きます!

9月8日(木)は、大三島で国体のプレイベントとしてロードレースがあります。

このイベントでみかん酵母パンを販売することになったのです。
薪窯で焼くので、数は用意できませんが、大三島でしか食べられないみかん酵母パンをお届けします。