八朔酵母を仕込んでから4日間冷蔵庫に保存して、
常温に戻して3日間蓋を開けずに培養しておりました。
あんまり発酵している様子もないので、味見をしてみたんです。
見た目はすごく綺麗で美味しそう。。。
お味は。。。
。。。苦い
果実も食べてみます。。。
やっぱり。。。苦いです。
苦味対策で薄皮を全部取り除いただけに残念です。
八朔は、皮の白い部分に苦味があるので、苦くなるかもなぁーと思っておりましたが
結構強烈に苦味が出てます。
八朔には酸味もあるので、酵母を作るには向いていないかもしれないです。
清涼感のあるパンを期待していたので、すこし後ろ髪を引かれます。。。が
早々に八朔は諦めます!
さよなら八朔。
八朔は普通に食べるのが一番美味しい。
一方、レモン酵母は順調に育っております。
酵母液の味見をする、苦味もなくて、しっかりレモンの香りもします。
以前にレモン酵母を育てたときは全然起きなかったのですが、
最近はよく起きます。理由は一番初めに入れる「きび砂糖」の量です。
現在は1Lの瓶に30gのきび砂糖を入れています。
前は5g程度しか入れていませんでした。
「きび砂糖」とはいえ、砂糖が体にいいものだとは思わないですし
極力抑えたいと考えていました。
でも、酵母が糖を二酸化炭素と水、アルコール等に分解してくれるので
発酵が完了すると、もう「砂糖」ではなくなるのです。
酵母液の味を見ると、発酵後の酵母液は殆ど甘さを感じません。
だから酵母を起こすためにある程度砂糖を入れてもいいのではないかと思いはじめてます。
まぁ、砂糖を入れずに元気に育ってくれるのが一番いいのだけど
レモンのように甘みがない果実は砂糖を入れないと「餌」がなくて酵母は育たないんじゃないかと。
5月頃になったら、巷からレモン以外の柑橘がなくなるので
レモン酵母の試行錯誤ができるチャンスです。
梅雨時期になったら、レモン酵母に色々とチャレンジしてみます。